怪文書コレクション
その昔、90年代末のインターネット黎明期(…とするかどうかは異論があるかもしれませんが)に、怪文書保存館という団体が設立されました。
怪文書保存館: http://www.hehehe.net/library/
(エンコードを明示的に日本語SHIFT JISにしないと文字化けします。)
ネットワーク上の怪文書の収集・保存を目的とした団体でしたが、現在は有志のボランティアにより運営されているそうです。
インターネット黎明期は、アンダーグラウンドサイトの隆盛期でもあり、その影響か、一般サイトにおいても、ややアンダーグラウンド的趣向を取り扱うところが多くありました。怪文書保存館はその一端を担っていたように思います。
当時、私も上記サイトの怪文書を興味深く読んでいました。しかし、時代は移り、年を食って世間擦れしてくると、それほど物珍しいものでも無いように感じています(単に麻痺してるだけかも)。今や時の政府が惜しげもなく怪文書を発行したり、珍説を披露したりしますしね*1。
私としては、稀に思い出しては昔を懐かしんでチラリと眺める程度になりましたが、とはいえ、怪文書にはどことなく人を惹きつける魅力(?)があるのは確かですので、これからも新たな読者を獲得し続けるのでしょう(文字化けしてなければ)。
ちなみに、私のお気に入り怪文書はこちらになります。
大衆的実力闘争の爆発でクリスマス粉砕へ!: http://www.hehehe.net/library/lib/F-00002.html
ていうか、これ絶対ネタだよね…。今、似たノリの小説あるぞ…。
怪文書の一ジャンル? 陰謀論
さて、怪文書保存館に掲載されている怪文書には、陰謀論に関するものがあります。
元々、怪文書と陰謀論は切っても切れない関係と言えますが、今回はそんな陰謀論について、思いつくまま語ってみる記事です。
*1:まあ、昔も特殊法人が「プルトニウムはごくごく飲んでも大丈夫」とかいう怪アニメを出したり、ましてや戦前・戦中にかけては怪文書の大量発行・定期刊行を成し遂げていたお国柄ではありますので、珍しくも無いのかもしれません(!?)