情報処理安全確保支援士は電気羊の夢を見ない
前回に引き続き、情報処理安全確保支援士についての記事です。
前に書いた通り、私自身は登録する気はないのですが、そのくせ、よくもまあしつこく粘着的に記事にするなあ、と我ながら呆れる感があります。
しかし、見切り後もずっと気になっていた講習の詳細が、ついにIPAから発表されましたので、もうちょっとだけ続くんじゃ追いかけてみたいと思います。
ちなみに、記事タイトルは勢いでつけただけで特に意味はありません。
さて、IPAから発表された講習の詳細は、以下ページです。
www.ipa.go.jp以下、気になった点について少し語ります。
受講期限・回数について
登録日を起点として、オンライン講習を毎年1回、集合講習を3年に1回受けることとなります。
集合講習を受ける年でも、オンライン講習が無いわけではありません。
(3年目は、オンライン講習、集合講習の両方を受講する必要がある。)
以下、上記ページより引用。
まあ、以前からの情報どおりで、特に変更点はありませんね。
講習の内容
各講習の内容について、詳細が出ました。
講習ごとの主な目標は下記だそうです。
- オンライン講習A:最新知識のインプット
- オンライン講習B:技能の強化
- オンライン講習C:基礎の再確認と集合講習への反転学習
- 集合講習:オンライン講習の理解度確認とケーススタディを中心とした実践に即した学習
講習科目および内容は、上記IPAサイトに詳細が載ってますので、そちらをご覧ください。
まあ、色々書いてありますが、いまいち具体的ではありません…。
あと、なんだ、インストラクショナルデザインたらいう言葉は、いずれ私も使ってみたいと思います。エグゼク気取りで。
開催場所
まあ、今さらどうでもいいのですが、当初私が気にしていた開催場所は、今回も明示されませんでした。
「開催場所:登録状況を考慮して決定(関東以外の開催も予定)」とか書いてあります。
ずいぶん気になる一文というか、関東以外で開催するのって、そんなに特別なことだっけ?
開催場所はかなり少なくなりそうですね…。
費用
お待ちかねの費用です。
講習費用はオンライン講習が20,000円、集合講習が80,000円とのこと。
ということは、オンライン講習20,000×3=60,000円、集合講習80,000円でしめて14万円。
なんと非課税ということですので、これが最終金額です。*1
いちまんえんすくなくなったよ!
所感
11月上旬の発表予定から、今までしばらく引っ張りましたが、特に見直しをかけたわけではないようです。
講習内容には純粋に興味があるのですが、まあ、受講する機会はないでしょうね…。
昨今、セキュリティ人材育成とかいう言葉がよく聞かれますが、言ってることと、やってることには大分隔たりがあるような。
*1:情報処理安全確保支援士制度では、講習受講以外に更新手数料などは発生しません。