Man On a Mission

システム運用屋が、日々のあれこれや情報処理技術者試験の攻略を記録していくITブログ…というのも昔の話。今や歴史メインでたまに軍事。別に詳しくないので過大な期待は禁物。

【Windows】電源オフ時のWindows Updateを回避する

今日は小ネタです。
内容はタイトルまんま。

仕事を終えてPCの電源を落とそうとした際、Windows Updateが動き始めて中々電源が切れない、といった経験は無いでしょうか。
職場のPCがデスクトップ、またはケンジントンロックにより固定されたノートPCであれば、普通、机上放置でOKでしょうから、なんら気にすること無く帰宅できます。
しかし、ノートPC使用、かつ、帰宅時はキャビネットにしまうことになっている職場の場合、このクソッタレのWindows Updateが終わるまで帰れねえ、といった事態に陥ります。

 幸い、Windows Updateが待ち受けていることに気づくことができれば、回避する手段があります。

f:id:lmacs510:20170228211305p:plain これが目印

方法は二つ。

Windowsのシャットダウン」ウィンドウを呼び出す

全てのウィンドウを閉じた後、Altキーを押しながらF4キーを押すことで、「Windowsのシャットダウン」ウィンドウが開きます。
このウィンドウで、右端にある▼ボタンをクリックすると、プルダウンで「シャットダウン」が出てきます。

f:id:lmacs510:20170228211400p:plain


この項目であれば、Windows Updateの更新を行わずに電源を切ることができます。

shutdownコマンドを使う

コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

shutdown /s /t 0

上記コマンドのオプションの意味は以下。

/s
コンピュータをシャットダウン(電源オフ)する。/rに変えると再起動になる。 /t xxx
何秒後にシャットダウンするかを指定する。 節冒頭の例では、即シャットダウン。 xxxを100にすると、100秒後にシャットダウンとなる。

他のオプションなども知りたければ、以下のコマンドで確認できます。

shutdown /?

ちなみに、Windowsでは管理者権限が無くてもshutdownコマンドが使えます。