2020/10/11追記: 某所でナウル共和国様が話題となったようで、その関係で当記事もアクセスされていたようです。
ただ、一部わかりにくい記述が誤解を招いたっぽいので、取り急ぎ脚注を追加して補足させていただきました。
ここしばらく、大日本帝国統治下の南洋群島について記事を書いてきたのですが、今回はそのおまけ的記事です。
大日本帝国委任統治領だった「南洋群島」よりさらに南、南緯0度32分、東経166度55分には、ナウル共和国という、国土面積21平方キロメートルの小さな国があります。
(独立国としては世界で3番目に小さな国。ちなみに1位はバチカン市国、2位はモナコ公国です。)
かつてはリン鉱石の採掘で栄え世界でも有数の国民所得を誇ったものの、20世紀末にリン鉱石資源が枯渇、一気に最貧国になった国、といえば(日本でも割と失礼な扱いで取り上げられたりしてたので)思い出す方もいるかもしれません。
このナウル共和国の国土であるナウル島は、太平洋戦争時、日本の統治下にありました。
本日の記事は、日本統治下で起こったナウル住民の受難について。
(というか日本が加害者なのですが。)