Man On a Mission

システム運用屋が、日々のあれこれや情報処理技術者試験の攻略を記録していくITブログ…というのも昔の話。今や歴史メインでたまに軍事。別に詳しくないので過大な期待は禁物。

2017年度春期 応用情報技術者および高度区分試験合格発表

数日遅れで今更なのですが、6/21は2017年度春期情報処理技術者試験応用情報技術者、高度試験)の合格発表日でした。
合格された方はおめでとうございます。
残念ながら不合格だった方。勉強したことは確実に力になりますので、あまり引きずらず、次回へ向けて気持ちを切り替えましょう。

などと、毎回合格発表の折には似たようなことを書いてて、新鮮味はないのですが、さておき受験された方はお疲れさまでした。

 私は、今回の春期試験でプロジェクトマネージャを受験しようと思ってたのですが、残念ながら都合がつかず受験できませんでした。
(ひょっとしたら、プロジェクトマネージャは諦めて、来年試験ではシステム監査技術者を受けるかもしれません。)

ちなみに今回の注目(?)、初試験が実施された情報処理安全確保支援士についてですが、若干問題が技術系に寄ってたようですね。自分が受験した時よりも技術面の詳細に少し踏み込んだような印象を受けました。
ただし、合格率は16.3%と例年と大差ないようです…というか若干、高めでしょうか。情報セキュリティスペシャリストは13%台後半から16%台をうろうろしてるので。
ちなみに2016年度の春期は16.5%、2016年度の秋期は13.5%でした。

まあ、情報処理安全確保支援士(名前長い…)については、以前の記事でさんざん書いた通り、試験自体よりも登録にまつわるあれこれの方が重要な感があります。今回合格者数は2822名とのことですが、どの程度の割合の方が登録するのでしょうか…。

さて、今回の記事ですが、前述のとおり私は受験してないので、これ以上特に語ることも無かったりします。
無かったりしますが、そう言いつつ一応、一点だけ。

今回、残念ながら不合格だった方は、次回のためにIPAの講評に目を通しておくことをお勧めします。
去年の合格発表時にも同じことを書いたのですが、講評には出題の意図や、どういった点に着目してほしかったか書いてあります。
応用・高度の午後試験(論文以外)は記述回答式のため、選択肢から得られる情報がありません。そのため、設問の意味を正確に捉える必要があります。しかし、この辺でつまずいてる人が意外に多いです。
講評には、問題作成者/採点者の視点や意図が書かれているのですから、極めて有用な情報です。上手く活用しましょう。