日曜日の情報技術者試験以降、時々、当ブログに解答速報を求めて迷いこんで来られる方がおられるようです。
しかし、当ブログは情報技術者資格をいくつか取れた程度の素人が書いてるだけなので、残念ながら解答速報の掲載などは行っておりません。申し訳ない。
一応、解答速報を掲載されているサイトへのリンクを前回記事に載っけてますので、自分で探すのが面倒な場合は、そちらをご参照ください。
さておき、今回も情報技術者試験の話となります。
今回の話題は、次に受ける情報技術者試験のことを考えよう、です。
「試験終わったばっかじゃねえか、何言ってんだ、こいつは」と言いたくなる方もいらっしゃるかと思いますが、ガンダム第一話でやられるザクのパイロットや、モテモテ陸軍特別偵察隊(MRTT)も「敵を倒すには早いほどいいってね」とのたまっている通り、早めに対策を立てるに越したことはありません。
別に他の試験なんか受けるつもりは無い、という方はそれでいいのですが、あなたが「そのうちネットワークスペシャリストを取りたい」とか、「基本の次は応用情報技術者を取ろう」と思われているのであれば、今のうちに少しずつ勉強を始めておくのがよろしいかと思います。
まだ早すぎるだろ…というのも尤もですが、私の経験上、1日10分とか20分とかでいいので、今のうちから取り組んでおくほうが得です。また、勉強内容は、テキストの流し読みとかで十分です。
なぜ、この時期から少しずつ勉強しておくのか? 理由は次の通り。
- 試験に慣れた状態を維持する
- 勉強方法を早めに掴んでおく
以下、順に説明します。
試験に慣れた状態を維持する
情報技術者試験は試験です。
1センテンス内で話が重複しているようですが*1、結局は試験なので、合格するには、どうしても試験対策的なものが必要となるよ、ということを言いたかったのです。
典型的なのが、午前問題で(特に、応用や高度の午前1)これは、どれだけ幅広い知識を持っているか問われるような内容ですので、過去問で練習しとかないと苦しいでしょう。
同様に、午後問題でも試験特有の要素があります。それは、例えば問題文の言い回しや文章構成であったり、回答候補の絞り方や回答作成といったもので、これらに対して対策を取っておかないと、実務経験豊富な方でも、安定して合格圏内に入ることはなかなか難しいです。
しかし、先の日曜日に試験を受けられた方は、試験に慣れた状態になっている方が多いと思います。
毎日でなくても良いので、少しずつ勉強を継続しておけば、試験慣れの状態をある程度、維持できると思います。
そこまでやりたくない、と言われればそこまでですが。
勉強方法を早めに掴んでおく
もう一つは、次に受ける試験の内容や傾向を早めに把握しておくことで、効率の良い勉強方法を選択できるようにするためです。
試験の傾向がわからないと、あさっての方向に非効率な勉強をしてしまうことがあります。
本格的な勉強に入る前、まだ時間に余裕のある今のうちに、テキストを流し読みする等して試験内容を大まかに把握しておくことで、非効率な勉強になることを避けやすくなります。
気合は入れない
とはいえ、試験直後から頑張りすぎると、試験を受けること自体が嫌になるでしょう。モチベーションが下がるのは大問題ですので、無理せず出来る範囲で行うことになります。
最初にも書きましたが、毎日やる必要はなく、時間も少しだけで十分です。少しずつでも継続することが重要です。本格的な勉強は、もうしばらく後で構いません。
まあ、この時期から開始するのは心理的抵抗が大きいでしょうから、万人にお勧めできるものではありません。
次の試験を受けられる予定のある方で、気が向かれた方はご検討いただければ。