応用情報技術者および高度区分試験合格発表 ~ ITストラテジストはビッグデータの夢をみるか

平成28年度秋期 情報技術者試験合格発表

昨日は平成28年度秋期の応用情報技術者および高度区分試験の合格発表がありました。
1日遅れながら、合格された方はおめでとうございます。
残念ながら不合格だった方。勉強したことは確実に力になりますので、あまり引きずらず、次回へ向けて気持ちを切り替えましょう。

 ITストラテジスト試験

などと他人事のように書いてますが、今回は私もITストラテジストを受験してきたのでした。
ITストラテジストは、事業戦略がどうの、システム化計画の立案がどうのといった、いわゆる超上流工程を扱う試験区分ですが、残念ながら私にはそんな経験はありません。
未経験分野な上に、試験時しょうもないミスをしたこともあって、今回はまあ無理だろうと思っていたのですが、以外なことに合格していました。

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私の合格報告を長々続けてもしょうがないので、ここで記事を終えてもいいのですが、せっかくなので、調子にのってIPA得点分布・評価ランク分布で、合格者中の私の立ち位置を確認してみましょう。
ただし、面倒くさいので、メジアンがどうのモードがどうのといったことはあまり考えず、適当に得点分布と比較します。スッゾコラー!

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前回の高度試験合格から1年くらいですので、午前1は免除されてます。
よって、午前2からの比較となります。
午前2の私の得点は80点、
得点分布は10点単位でブロック化されてますが、80~89点ブロックは1,490名で最頻値ですね。
合格基準である60点以上の人数を比較しても平均的と言ってよさそうです。

続いて午後1です。私の午後1の点数は77点です。
合格基準である60点以上は、60~69点が最頻値で881名、70~79点が629名、それより上は202名です。
なお、午後2の合格基準はA以上ですので、比較のしようがありません。

以上を踏まえて結論。普通

論文の出来は?

普通とは書いたものの、試験後に記録しておいた復元論文を見直した感じだと、午後2はギリギリ引っかかったくらいじゃないかと思います。
まあ、楽々合格からは程遠いといったところでしょうか。

ちなみに、午後2は問1の「ビッグデータを活用した革新的な新サービスの提案について」を選択しました。
選んだ理由は、(問2よりは)実務経験がなくても書きやすそうだったから。

汚い字で書かれた論文にも関わらず、ちゃんと読んでくださった採点者の方に感謝します。

最後に

幸いなことに合格できましたが、今回試験では、しょうもないミスもしでかしました。

論述問題がある試験では、解答用紙が設問ア・イ・ウそれぞれで分かれており、それぞれの設問の回答は、所定の場所に記述せねばなりません。
にもかかわらず、今回試験では、設問イの論述を、ページを飛ばして設問ウの用紙に記述してしまいました。
解答用紙に平滑な用紙を使ってるせいか、結構くっつくんですよね。
途中で気づいて慌てて書き直し、なんとか時間内に仕上げましたが、時間ロスと動揺で、当初書こうとしていた内容全ては盛り込めませんでした。
精神的ショックで、試験中なのについf*ck*1とかつぶやいて、試験官から怪訝な目を向けられたり。
2回目の論文試験だから何とかなったけど、1回目のITサービスマネージャ試験の時にしでかしてたら、論文を完成できずに落ちてたと思います。
やっぱり試験は水物だと、つくづく。
(間抜けなだけかも)

 

 

*1:fsckコマンドのことと思われる。