T90CHI-3775を2ヶ月使ってみた感想

T90CHI-3775を使い始めてから、2ヶ月ほど経ちました。
過去、T90CHIについて、割と雑な記事をいくつか書いてきたのですが、意外なことに今でも継続的にアクセスがあります。
それだけ、T90CHIの人気が高いということでしょうか。

まだ、購入されてない方への参考まで、2ヶ月使ってみての感想などを書いておきたいと思います。

 私のT90CHIの主な用途は、以前記事にした通り、Web閲覧やサーバへのリモートアクセス、ちょっとしたプログラミングです。他にはテキスト打ち込み(勉強のノート代わりやブログ記事の作成)、電子書籍ビューアに利用しています。
実は、最近外出がめっきり減ったこともあって、家庭内での利用がほとんどです。
なので、「知りたいのはそこじゃねえよ」と思われる方も多いかもしれませんが、我慢してくださいご容赦願います。

以下、用途別の感想です。

Web閲覧やサーバへのリモートアクセス

ごくごく普通に使えております。
特に不満なし。

Web閲覧では、キーボードドックを外して寝転がって使うことも多いです。
私は普段Firefoxを使用しているのですが、タブレットPCとして利用する際はGoogle Chromeを利用しています。Chromeだとスワイプ操作で前のページ/次のページへと行き来できます。
以前、タブレットとしてはいまいち使いにくい、と書いたのですが、Web閲覧についてはそれなりに良い感じで使えてます。

ちなみに、T90CHIは片手で持つのが苦にならないギリギリのサイズだと思います。これ以上大きくなると、片手での保持は厳しいでしょう。

ちょっとしたプログラミング

以前の記事で書いた通り、苦肉の策としてVirtualBox上の仮想マシン(Lubuntu)で行ってます。
しかし、やはり面倒くさいので、VPSSSHでログオンしてそこでプログラムする割合が多くなりました。
現状、さほど不満は感じてないので、まあいいのですが…。

テキストの打ち込み

付属のキーボードがそこそこ打ちやすいので、不満なく使えています…と言いたいところですが、たまに誤動作することがあり、そこだけが不満です。

キーボード入力してる際、なにかの拍子で打ち込んだキーが押しっぱなしにされているような状態になります。スキャンコードが継続的に受け付けられているような感じです。*1。これが発生すると、数分間はこの状態が続きます。
一応の対処として、キーボードの電源を切り、いったんスリープに入ることで回復できます。

ただ、Bluetoothキーボードでは類似の事象がそこそこあるようですので、T90CHI固有の現象ではないかもしれません。
下手すると、我が家の電波状況が原因の可能性もあります。

電子書籍ビューアとして

私が利用している電子書籍サービスはAmazon Kindle楽天Koboなのですが、KoboはPC向けアプリがいまいちなので、そちらメインの方にはお勧めできません。
Kindleの方はそれなりに使えます。
今のところ、KindleリーダーとかAndroidタブレットが欲しくなったりはしてません。
他に、オライリーのPDF書籍なんかもあるのですが、そちらの閲覧も快適です。

その他

T90CHIは、キーボードと本体の電源が独立しており、キーボードにもバッテリーがついてます。
買って2ヶ月経過しますが、キーボードは最初に充電しただけで、未だに70%ほどバッテリー残量があります。
ここまで長持ちするとなると、忘れたころにバッテリー切れを起こしそうですね。

本体側のバッテリー持ちについては、Web閲覧やテキスト入力で8時間ほど使うと、残量20%といったところです。
私は画面輝度を落としているので(20%。特に見づらいといったことはありません。)、その分は割り引く必要がありますが、結構長持ちしてるのではないでしょうか。

起動も早く、電源ボタンを押してからWindowsのログオン画面が出るまで実測16秒ほどです*2
シャットダウンについては計測してないですが、数秒程度で電源が切れます。
この辺の取り回しの良さは、モバイル用途では大きいと思います。

最後に

最後に2ヶ月使ってみての評価です。
欲を言えばやはりポインティングデバイスが欲しかったところではありますが、全体的に満足度は高いです。
小型軽量でバッテリーの持ちも良く、安い割にそこそこ質感は高い、と良い意味で値段と釣り合いが取れてない、コストパフォーマンスの高いPCだと思います。

 

 

*1:イメージ的には。本当のところどういった現象が起きてるかはわかりません。

*2:ちなみに休止状態からの復帰は実測13秒程度でした。