2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【大日本帝国】御前会議とは【会議は踊るし大抵ろくでもない方に進む】

当ブログでは、しばらく前より日本近代史…というか太平洋戦争に関する記事を書くことが多くなりました。そういった記事でなんの気無しにつかっている言葉に「御前会議」というものがあります。しかしながら、この「御前会議」なるものがいったいどういったも…

【戦争と兵器】パラシュートあれこれ【降下しようと思ったならッ!】

しばらく軍隊におけるパラシュート利用の記事を書いてきました。最後に、補足というか書き漏らしたことを思いつくまま適当に書いていきます。 その時スデに行動は終わっているんだッ! アメリカ軍の演習におけるパラシュート降下 以前の記事で触れたとおり、…

【戦争と兵器】パラシュートと射出座席【戦闘機からの脱出】

ここしばらく、軍隊におけるパラシュート利用の記事を書いています。前回までは、主に空挺作戦などでのパラシュート降下について触れてきました。パラシュートは他にも、航空機からの脱出などで用いられますが、戦闘機など比較的小型の軍用機では射出座席と…

【旧日本軍の空挺部隊】空の神兵【挺進部隊/特別陸戦隊】

藍より青き 大空に大空に忽ち開く 百千の真白き薔薇の 花模様見よ落下傘 空に降り見よ落下傘 空を征く 唐突に謎のポエムから始まりましたが、別段頭がおかしくなったのではなく、上記は大日本帝国陸海軍の空挺部隊というか落下傘(パラシュート)部隊のこと…

【戦争と兵器】パラシュートの軍事利用【空挺作戦/敵地潜入】

前回の予告通り、軍隊におけるパラシュート降下についてもう少し。前回記事では、スタティック・ライン降下とフリー・フォール降下の概要について取り上げました。 oplern.hatenablog.com なんか、順序が逆な感じではありますが、今回はパラシュート自体の基…

【戦争と兵器】軍隊のパラシュート降下【基礎知識】

昨日(2018年4月10日)、東京都羽村市川崎にある市立羽村第三中学校のテニスコートで、在日米軍のものとみられるパラシュートが見つかりました。同中は横田基地の西約700メートルの位置にあり、パラシュートは在日米軍のC130輸送機からの降下訓練中に落下し…

【大日本帝国】戦前の神社制度【国家神道】

最近はやや沈静化していますが、日本ではそこそこの頻度で政治家の靖国参拝が話題となります。ご存知の方もおられるかと思うのですが、大日本帝国時代において神社神道は国教的な扱いを受けており、神社はまるで国家機関のように取り扱われ神職は官吏待遇を…

【機関銃】軽機関銃/重機関銃から汎用機関銃へ【それぞれの違い】

前回はこんな記事を書きました。 oplern.hatenablog.com 機関銃と機関砲の線引きについての記事だったわけですが、そのついでというか、今回は軽機関銃と重機関銃の区分について書いておきます。

【戦争と兵器】機関銃と機関砲【何が違う?】

前々回の記事にて、第二次大戦次のイギリスの傑作戦闘機/爆撃機モスキートについて書きました。 oplern.hatenablog.com 当該記事中で、「固定武装として機首部20mm機関砲4門、胴部に7.7mm機関銃4挺」なんて書いてあるのですが、機関銃と機関砲は何が違うの…

【イギリス軍航空機】イギリス軍用機の試作開発【作戦要求と要求仕様】

前回記事にて、イギリスの傑作木製機モスキートについて書きました。 oplern.hatenablog.com 上記記事中にて、さらりと「要求仕様10/36に適合」だの「要求仕様1/40/DHを発行」だのと書いてるのですが、今回記事は補足としてこの「要求仕様」とやらがなんなの…

【イギリスの軍用機】双発万能機 モスキート【木製の驚異】

前回、私が何気に好きな九八式直協機について書きました。 oplern.hatenablog.com 今回は、ついでというか興に乗って、同じくお気に入りの第二次大戦中の航空機、イギリスはデ・ハヴィランド社の万能木製航空機、モスキートについて。 なお、こちらの機体は…