前々回、治安維持法についての記事を書きました。
上記は割と長い記事なのですが、それでも書き漏らしたことがそこそこ多かったりします。
今回記事は、その書き漏らした内のいくつかを書こうという、いわば補足記事みたいなもんです。
やや細かい話が多くなりますので、治安維持法に割と関心を持ってる人にしか需要がないかもしれませんが、まあ需要が無い記事を書くのは慣れてるので。アレとかコレとか。
なお、治安維持法の基本的な部分については、前々回記事をご覧ください。
続きを読むここ最近の記事で、現代および戦前における警察制度の記事を書いてきました。
【現代日本】日本の警察制度【組織・階級】 - Man On a Mission
【大日本帝国】戦前日本の警察制度【組織・階級】 - Man On a Mission
【大日本帝国】高等警察とは【政治警察】 - Man On a Mission
で、一連の警察制度の記事の最後は、悪名高き「特高」こと特別高等警察についてとなっております。
上記記事で触れた通り、特高警察の「活躍」は、当初は治安警察法に、後には「稀代の悪法」と呼ばれる治安維持法に拠ることとなりました。
さて、それを踏まえて今回記事は、「特高警察と表裏一体」といわれることもある治安維持法についてです。
ここしばらく、大日本帝国統治下の南洋群島(南洋諸島)について記事を書いてきました。
【大日本帝国】委任統治区域 南洋群島【植民地】 - Man On a Mission
【大日本帝国】南洋群島の統治【委任統治区域】 - Man On a Mission
【大日本帝国】南洋群島の司法と教育【委任統治区域】 - Man On a Mission
【大日本帝国】南洋群島の産業【委任統治区域】 - Man On a Mission
今回は、これら一連の記事のひとまずの締めとして、太平洋戦争下の南洋群島について書きます。
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