2020-01-01から1年間の記事一覧
本日は12月8日、太平洋戦争開戦の日です。79年前の今日、英領マレー半島への上陸および真珠湾攻撃をもって太平洋戦争が勃発しました。 当ブログでは、12月8日にできるだけ太平洋戦争開戦にちなんだ話を挙げるようにしています。とはいっても、まだ一昨年、去…
世の中には、紛らわしいタイトルの映画が多くあります。例えば「ゴーストバスターズ」と「ゴーストハンターズ」。「ゴーストバスターズ」は原題そのままですが、「ゴーストハンターズ」の原題は「Big Trouble in Little China」と似ても似つかない名前なので…
前回記事は、戦争や軍隊にまつわるイヤな話を取り上げるシリーズ記事の第5弾でした。 oplern.hatenablog.com 上記記事では、少し結核について触れています。 結核は、結核菌により主に肺に炎症が起きる病気です。戦前戦中の日本では「国民病」や「亡国病」と…
少し時間が取れましたので久しぶりに普通の更新です。今回は、戦争や軍隊におけるイヤな話を取りあげる不定期連載(のつもり)第5弾です。 本シリーズは、最近、あまりに軽々しく軍事・戦争を扱う方が目につくようになったため、戦争で何が起こるのかよくわ…
この期に及んで、未だに現政権が国民のために働くなどと思っている人がいることに驚かされる*1昨今ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は、ここしばらくあまり時間がとれない状況が続いており、更新頻度がかなり低くなっています。 現状、太平洋戦…
前回の記事は8月6日、広島の原爆の日に上げました。 oplern.hatenablog.com そして今日は8月9日。長崎の原爆の日です。毎年8月6日、8月9日には、できるだけ原爆に関連する記事を書こうと思ってますので今回もそういう内容なわけですが、残念ながらあまり時間…
本日は8月6日、広島原爆の日です。ここしばらく、あまり時間が取れない状況が続いているのですが、8月6日は可能な限り原爆についての記事を書こうと思ってるので、慰霊の日同様、生存報告も兼ねて更新することにしました。(時間がないので、短めの記事とな…
久方ぶりの更新です。しばらく時間が取れない状況が続いており今も変わってないのですが、しかし、本日6月23日は「慰霊の日」です。 毎年の慰霊の日にはできるだけ関連する記事を書こうと思っているので、生存報告も兼ねて更新することにしました。とはいえ…
前回の予告通り、今回記事は今までしつこく書いてきた軍法会議(軍事裁判所)関連記事のまとめです。これで軍法会議の話が完全に終わるわけではなく、気が向けばまたしつこく書くと思いますが、一旦はこれにて締めとなります。 本記事では、過去の各記事への…
当ブログでは、2019年11月から延々と軍法会議(軍事裁判所)関連の記事を書いています。当初は2、3回書いて終わるつもりだったのですが、少し深入りしてしまったようで今回で15回目です。記事数が多くなってしまったので、カテゴリーも設けました。 oplern.h…
以前、イギリスの軍法会議制度について取り上げたのですが、その際、こんなことを書きました。 イギリスの軍事司法制度は、第二次大戦後、大きな改革はされてなかったのですが、1990年代後半から、軍事裁判制度の独立性、公平性を確保するべく改革が重ねられ…
前回の引きはこんな感じでした。 ちなみに、第十軍法務部陣中日誌の「被告事件既決未決一覧表」によれば、既決55件(102名)、未決7件(16名)の軍法会議があったということです。 上記一覧表の「刑名刑期」の列には、懲役○年だの、禁錮○月だのといった記述…
前回、前々回と日本陸軍第十軍の法務部陣中日誌から、軍法会議関連(被告事件の受理〜判決まで)の事例を取り上げました。 第十軍では犯罪が多発したものの、それを取り締まる憲兵の絶対数が不足しており、そのため実際に逮捕されて軍法会議に回された者は極…
今日もしつこく軍法会議のお話です。 以前、日本軍の軍法会議制度の概要について書きましたが、その際に「予審」という言葉が出てきました。 裁判部は、裁判と予審とにわかれており、前者には裁判官、後者には予審官が配されます。 裁判官、予審官となる要員…
まいど、今回も軍法会議についてです。 今まで9回にわたって軍法会議の記事を書いてきました。当初はちょちょいと2、3回書いて終わろうと思ってたのですが、どこかで道を踏み外してしまったようです。こないだは、遂に軍法会議カテゴリーまで設けてしまいま…